ラベリングとカテゴライズ

こんにちは。

なんとなくですが、ふと思ったことを少し。

「ラベリング」
(WEB制作でも、ラベリングとかタグ付けなんてよく使います。)

ま、ま、ま。

たしかに私には、
自分を何かのカテゴリーに嵌めこみたいという願望が、
少なからずあるように思います。

これも40代中年ならではの、
先々への不安から湧き起こる思いなのでしょうかね。

自分を何かのカテゴリーに所属させることで、安心を得る。
それは良いことでも、悪いことでも。

思い起こせば、20代~30代の頃は、
そんなことは少しも思いもしませんでした。

社会に出て、独りでいる分には困らない程度の給料をもらい、
平日・週末は、趣味と仲間で楽しむ。
仕事は経験不足と新しいことばかりで、大変な思いもしましたが、
それでも、それなりに充実していたと思います。

でも今はと言うと、
仕事もコツと経験で上手く出来るようになり、
会社のポジションも先導する側。

結婚もして子供もあり、35年のローンをかかえる・・・。

ありがちかもしれませんが、
気付けば自分の両肩には、なかなか下ろすことが許されない、
「責任」というものが、どっかと乗っかっている。

なんというわけではないのですが、
ストレスを感じるほどではないけれど、どこか不安をかかえている状態で、
毎日を過ごしている。そんな感じがしています。

現代が、そういう世の中になっているのかは、わかりませんが、
なにかとメディアでも、
自らを当てはめる様々なカテゴリーが、取り上げられているように思います。
(○○病、ABCDみたいなやつ、○○症候群。
腰痛持ちも、頭痛持ちも、ある意味カテゴリー(^^; 
単語を上げるだけでも、枚挙に暇がありませんね。)

ただ、

自分をどこかのカテゴリーに嵌めこむことで、
そのジャンルにいる人たちとの同族意識が生まれ、
なんとなく安心できる。

今私が勤めている会社には、
これもWEB制作会社特優のことなのかもしれませんが、
出社義務がありません。

それこそ日によっては、
一日中自宅で作業することも珍しくなく、
メンバーやお客様とのコミュニケーションは、チャットやメールでやるものの、
周囲に誰がいるわけではないので、1人で淡々と作業しています。

まぁ、お気楽なのは良いことですが、
ひとりぼっちな感じは、なかなかだったりします。

帰属意識とでも言うべきなのでしょうか。
何かにぶら下がっていたいと思うことは、
人としてあたりまえのことなのかもしれません。

なーんていうことを感じつつ。

今日はお客様訪問のため、2時間電車移動です。(最長移動の部類)
年末・年始に向けて自社サイトリニューアル。
リソース足んねーし、日数もない。
どこまで出来るか、もう不安しかない。

そんな感じです。